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いっぱい頑張ったね

ベビヒレーズを全員飼育ネットから卒業させてほけーっと水槽を眺めていたら1匹だけにじいろにキラキラ輝いている子がいました。

『にじ』と名付けてその子ばかりを撮影していたのですがすぐににじの口の下の赤ポッチと体内が赤くなっているのに気が付いてすぐに隔離しました。

 

 

 

以来にじはずっと一魚ぼっちでせいかつしていました。

2月下旬から軽いものからちょっと強めまで市販のお薬で薬浴をしていましたがいずれは…という覚悟はしていました。

イチローが先立ってしまった事もあり弱っているであろう小さな体のにじにお薬で負担を掛けるのは止めて6月からは緩和ケア的な見守りをしていました。

 

7月に入ってから底の方でじっとしていたりロカボーイの隙間に隠れているにじをよく見掛けるようになりました。

大好きなブラインシュリンプを食べなくなってしまったのでベビたん用のさらさらしたパウダー状のエサに変えてみましたがそれも食べませんでした。

クールファンを使うようになった事もあり(風力が強かったので直には当たらないようにしていました)水量を減らして上に上がりやすいようにしてみましたが200キューブ水槽の半分の水量の水面にも上がって来れなくなっていました。

 

そしてにじもイチローと同じところに行ってしまいました。

 

7月11日の夜、にじは横に倒れても体を真っ直ぐにして泳ごうとしてまた横に倒れてを何度も繰り返していました。

にじは『まだ生きるもん!』と最後の力をふりしぼっていたのだと思うのですが

主は『にじちゃんもういいよいっぱい頑張ったんだからもういいよ』と声を掛けてしまいました。

最後まで見届けてあげた方が良かったのかもしれませんが辛くて見ていられなかったので電気を消してその場を去りました。

そして寝る前ににじのおうちをそっと覗くとにじは力尽きていました。

覚悟はしていてもいざ本当のお別れとなるとやっぱりとっても胸が苦しくなりました。

 

イチローのいるところで一緒に大好きなブラインシュリンプをお腹いっぱい食べて思いっきり元気に泳いで欲しいなあと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イチローとにじの薬浴の記録です。